長崎君の卒論が完成いたしました!!中々のできですので紹介させていただきます。
提出日 平成17年1月21日
2004年度 卒業論文
総合格闘技の教育効果に関する一考察
―禅道会による実践事例から―広
島市立大学 国際学部 国際学科
在籍番号 0111058
氏名 長崎耕太
主査 荒井貞光教授
目次
はじめに・・私と格闘技とのかかわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
第1章 武道・格闘技の現状
第1節 格闘技ブームの到来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
第2節 広島における武道・格闘技の施設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
第3節 禅道会と他の空手系団体の特徴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
第3章 禅道会における空手の捉え方
第1節 稽古から汎用的な実力を養成する「実戦性」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
第2節 古来からの武道の思想を継承する「伝統性」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
第3節 自己の人格・精神の成長を目指す「教育性」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
第4章 結果の考察および課題と提言
第1節 結果の考察・・・・・・・・・19第2節 今後の課題と提言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
謝辞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
注釈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
はじめに・・私と格闘技とのかかわり
私は高校までは文化部に所属していた。だが大学からは空手部に入った。なぜ空手を始めたのかと奇異に思われるかもしれない。
だが、自分自身でふりかえってみても、はっきりとした動機は無かったように思う。それでもあえて答えるなら、大学生活にも慣れ、
格闘技が好きだったため、なんとなく始めたとしか言えない。そのため、当初私は空手にそれほど熱心でもなかった。
ところが、2年生になった途端、なんと部の主将を任されることになった。私には否応無しに義務と責任が降りかかってきた。
これを契機に自らすすんで空手の技術や歴史に関して知識を得ていくようになった。練習量も増やし、熱心に空手に取り組むように
なっていった。
空手の楽しさと同時に、色々な疑問や不安を感じるようになったのは、私が主将になって1年が経過した頃だった。部活と並行して、
個人的な興味で広島市近郊で行われている武道、格闘技の道場、大会に見学や体験に行ったが、そうした他競技を知るごとに今やって
いる部活の実戦性(練習から得られる成果)に自信が持てなくなっていった。また、空手部の中に同級生の友人がいないこと、ゼミ
などの友人と一緒に遊ぶ時間が持てないこと、雑用やOBとのつきあいの煩雑さ、「マイナー競技に打ち込むよりも就職活動に時間と
労力を費やせ」という親の叱責。以上のような抑圧や葛藤が重なり、空手部から足が遠のいていった。
そのような状況になってからも格闘技や武道に対する興味は失せることはなく、柔道やキックボクシングといった競技を体験して
いった。そんな中で、私は修道大学の「禅道会」という空手流派の同好会に通い始めた。なぜ禅道会を選択したか、それは「総合格
闘技(殴る、投げる、締め上げるなど何でもありの格闘技)」という宣伝文句に惹かれたためだった(週二回の練習で会費が月1000円
と安価であったこと、修道大学という近場に練習場があることも要因であったが)。
修道大学の禅道会の同好会には、同年代の部員が多いため居心地が良く、練習内容も満足できるものであった。思いきり振りぬく打撃
や相手の体勢の崩し方、寝た状態での攻防など、部活では体験したことのないことが経験できた(詳細については後述)。
修道大学同好会の練習に通う中で、禅道会の他の支部に顔を出す機会もあった。そこで目に付いたのが、少年部(小学生と幼児が対象
のクラス)の人数が非常に多いことだった。一例を挙げると、安佐南区スポーツセンターでは約70人の少年部のメンバーが練習をして
いた。
安佐南区スポーツセンターには、球技はもとより合気道、剣道、他流派の空手など数多くの選択肢がある。その中で、支部開設から
2年半ほどしか経っていない新興の流派が、これだけの多くの会員を獲得していることを知った時には大変驚いた。それと同時に、禅道
会という組織の成り立ちと活動方針に興味を持つようになった。
そこで本稿では禅道会という組織がどのようにして現在の地位を確立したのかということについて、特に禅道会の「教育力」に注目し、
他の空手系団体との比較考察を行う。また、禅道会という先進事例を踏まえて、私なりの空手普及論を提案したい。
第1章 武道・格闘技の現状
第1節 格闘技ブームの到来
近年急激に格闘技に対する注目が高まっている。
格闘家がスポーツ雑誌の表紙を飾り(Number,616号)、プロ格闘技の産業としての市場規模は3-400億円(日本経済新聞 夕刊
2004年8月14日)と言われ、スポーツ市場参加規模およそ3.5兆円に占める比率は約1パーセント(UFJ総合研究所調べ)とな
っている。また、大晦日の風物詩となった年末の視聴率争いでも、不正疑惑に揺れるNHKの紅白歌合戦が後半部で初の40%割れ
となる39.3%(関東地区)を記録する一方で「K−1プレミアム2004」(TBS系)が20.1%、「PRIDE大晦日スペシャル男祭り200
4」(フジテレビ系)が18.3%(後半部)と、格闘技というコンテンツが娯楽としてお茶の間にも定着した観がある注1)。
こうした格闘技ブームの牽引役となっているのが、上記の2番組を提供したDSE(Dream Stage Entertainment)が主催する興
行である「PRIDE」と、FEG(Fighting&Entertainment Group)が主催する「K-1」である。両者とも東京ドームなどの大会
場でイベントを開催し、そこから発生する入場料や国内外での試合放送料などを収入としている。DSEの場合、年商が40億円
ほどあり、うち5億円が海外放映権料となっている。FEGは興行をキー局3局(フジテレビ、日本テレビ、TBS)に分割し、そ
れぞれ違うコンセプトに基づいた番組を提供している。DSEは今のところ地上波ではフジテレビの1局である。
「PRIDE」と「K-1」の両者の最も顕著な違いとしてあげられるのが、試合形式である。「PRIDE」が指先を動かすことので
きる薄くつかみやすいグローブを使い、打撃以外にも投げ技や関節技などが認められた「総合格闘技」形式の試合に特化して
いるのに対し、「K-1」は厚いグローブによる立った状態での打撃のみを認めた「キックボクシング」形式の試合を主に行っ
ていることである。
また、これら2大大会のマイナー版として、「パンクラス」、「DEEP」、「修斗」、「IKUSA」などといった興行があり、
地方での試合開催や、メジャーな大会への選手供給(引き抜きというケースも伴うにせよ)といった役割を担っている。昨今
の格闘技系のジム、クラブの増加を促している一因が、これらのマイナー団体による試合数の増加にあると思われる。
また、格闘技ブームを語るには、女子格闘技の試合を行う団体が増えてきたことも見逃せない。今年5月にはTBSのテレビ
番組「黄金筋肉」において、女子の総合格闘技が初めてゴールデンタイム内で放送された。女子専門の「SMACK GIRL」という
団体に加え、上記の「パンクラス」、「修斗」といった男子団体も女子の試合をマッチメイクし始め、「ジョシカク」という
略語も浸透しつつある。格闘技全体の競技人口底上げという観点からしてみれば、このような流れは追い風になっているとい
えるが、このことの弊害についてはあとに述べることとする。
第2節 広島における武道・格闘技の施設
広島市には広島県立総合体育館、通称「グリーンアリーナ」を中心に、区ごとにスポーツ施設が設けられている。グリーン
アリーナには武道場、剣道場がそれぞれ2面ずつある。空手の各流派、キックボクシング、テコンドー、少林寺拳法など最も
多くの団体がグリーンアリーナを練習場所として使用している。

写真1 グリーンアリーナで活動しているレスリングのクラブ
写真1は、グリーンアリーナで活動しているレスリングのクラブの写真である。レスリングは柔道と違い、剣道場にリング
やマットを敷いて行う形になるので、準備と後片付けに時間がかかる。また、交通の便の良い広島駅前には空手やボクシング
ジムなど、数多くのジム、専用道場がビルを間借りする形で立ち並んでいる。
これらのジム、道場に近いが似て非なる練習形態として、空手が一般のスポーツクラブなどのエクササイズのメニューと
して取り上げられているケースもある。ボクシングや空手の動きをエクササイズに取り入れたところもあれば、そのままの空
手や柔術を教えるところもあるようだ。
広島県内の各スポーツセンター、特に柔道、剣道場がある施設では武道系団体の施設利用が多く入っている。安佐南区スポ
ーツセンターや大竹市総合体育館ではサンドバッグの貸し出しも行われている。他方、東区、中区スポーツセンターには定期
的に練習の予約を入れている団体は無かった。また、西区スポーツセンターでは剣道のクラブが小体育室で定期的な練習を行
っていた注2)。
ただ、大会ともなると試合場の確保の必要から大体育室が使用されることが多くなる。実際に、柔道の月次(つきなみ)試
合や空手のスポーツ少年団大会では東区スポーツセンター大体育室が会場となっているし、他の空手団体ではグリーンアリー
ナの小アリーナや呉市総合体育館のメインアリーナを大会会場としていた。もちろん、ハレの日の舞台装置としての意味合い
もあるだろう。
第3節 禅道会と他の空手系団体の特徴
私が調査を行う禅道会広島支部は、常設道場を大竹に置き、廿日市スポーツセンター、岩国市総合体育館、安佐南区スポー
ツセンター、呉市体育館などで練習を行っている。また、広島大学と修道大学にそれぞれ同好会がおかれ、広島支部の統括の
下で活動している。
ここでは、比較対象として「伝統派空手」、「フルコンタクト空手」、「防具付空手」、「ITFテコンドー」を取り上げ、
ルール面や練習内容から、それぞれの特徴や禅道会との違いを示していきたい。以下、各団体の成り立ち、特徴、試合形式
を挙げる。
後述の団体の内、「フルコンタクト」系の団体から独立して出来た比較的新しい流派。打撃以外にも寝技や組技などの練
習にも取り組み、道着を付けない裸体での練習にも取り組んでいる(着衣と裸体では特に組み付く際のプロセスが大幅に変
わってくる。一例をあげると、柔道では一本背負いのように服を引っ張っての投げを多用するが、裸体でのレスリングの試
合では、相撲のような脇の差しあいやタックルなどの技術が多用される)。

写真2 2004年 第9期広島地区交流試合・審査会 会場・安佐南区スポーツセンター
試合形式は打撃と組み技のKO制もの、打撃なしで寝技のみのもの、ひじや頭突き以外は許されるものなど、技術レベル、
年齢などにより細かく分かれている。型競技は廃し、対人競技に特化している。
数ある空手の中では最もポピュラーとされ、国体やインターハイといった正式種目にも採用されている。「糸東流」や
「和道流」など主要な4つの流派を中心に、全体を統括する組織として「全日本空手道連盟」が組織されている。

写真3 2003年 第3回ひろしま県央杯空手道選手権 会場:福富町町民体育館
伝統派空手には大きく分けて、型競技と組手競技の二つがある。型は規定の動作の芸術性を競いあうもので、組手はポイ
ント制となっている。組手の特徴として挙げられるのが「寸止め」といわれるもので、簡単に説明すると「攻撃を相手に当
ててはいけない」ということである。
攻撃を当ててしまうと反撃になり、相手を試合続行不能(KO)にしてしまった場合、反則負けとなってしまう。だが、攻撃
を当ててもポイントになる場合があり、反則となる明確な基準はわかり辛い(上の写真のケースではポイントが加えられた)。
一瞬だが相手をつかむことや投げが認められている。
近年では柔道と同じく欧米の主張に押され、ルールの改変や赤青の帯、サポーターの採用などいくつかの変更がなされた。
日本国内のみのローカルルールが存在し、ダブルスタンダードとなっている点も柔道と同じである。
『空手バカ一代』でよく知られる流派。かつては「極真会館」が事実上の統一団体として存在していたが、現在は無数に
分裂、新規設立を繰り返し、非常に多くの流派に分かれている。

写真4 2003年 第3回広島空手道選手権大会 会場:中区スポーツセンター
フルコンタクト空手では型競技もあるが、全国大会や世界大会のように規模の大きい大会では組手競技のみが行われている。
組手は顔面へのパンチなどの手技を反則とした形式で行われる。一本による決着にならなかった場合は旗による判定とな
る。相手を掴むことが禁じられており、あくまで立った状態での打撃戦が展開される。また、顔面パンチによるKOが無いた
め、倒れにくく手数の多い試合になることが多い。
防具付空手
広島では「少林寺流空手道錬心館」が最も大きい流派。型競技と組手競技がある。組手は剣道のものとよく似た面、胴、
グローブを着け、フルコンタクト制で行われる。

写真5 2003年 第12回錬心館広島支部空手道選手権大会 会場:グリーンアリーナ
一度攻撃が入ると、「技あり」、二度目で「一本」となるが、相手を試合続行不能にさせる打撃が入った場合は即座に「
一本」となる。正確な打撃が入らなければポイントにならないことと、重い防具をつけて動くことになるので、手数は少なく、
威力の大きい打撃を狙う展開になる。
テコンドー
空手と朝鮮半島の伝統的な武道をミックスさせて出来たもの。別名「足のボクシング」と呼ばれ、とび蹴りも含めた足技
のバリエーションが非常に多い。型と組手(それぞれ韓国語でトゥル、マッソギと呼称)双方があり、組手はポイント制で、
強い打撃が入った際は時間をおいて再開となっている。また、とび蹴りのポイントが高いという特徴がある。

写真6 2003年 第10回中四国テコンドー大会 会場:グリーンアリーナ
なお、テコンドーには韓国で生まれたWTF(The World Taekwondo Federation)と、北朝鮮で生まれたITF(The International
Taekwon-do Federation)の二つの大きな組織があり、オリンピックに採用されているのはWTFである。広島ではITFがグリーン
アリーナや広島大学を始め、多くの場所で活動している。
以上、簡単ではあるが、「禅道会」、「伝統派空手」、「フルコンタクト空手」、「防具付空手」、「ITFテコンドー」につ
いて紹介した。次章からは、禅道会と他の団体との違いについて、「教育力」の概念を踏まえた比較考察を進めていくことと
する。
本稿では総合格闘技の禅道会の実態、そして禅道会に多くの会員がいる理由を明らかにするために、次の3つの方法をとった。
1つ目は、文献・資料研究である。時間的な制約等もあり、入手可能な範囲で、禅道会に関する文献や資料(インターネッ
ト情報を含む)の収集を行った。禅道会に関する文献はほとんど刊行されていない。そのため、首席師範である小沢隆の著書
である『「無意識」の教育―キレる子供には、見えざる理由がある』(MCプレス、2003年)を中心に取り上げる。また、禅道
会はホームページを開設しており、禅道会の組織の概要について、コンパクトにまとめられている。禅道会のホームページ、
および空手組織に関連するインターネットの上のサイトも参考資料として扱うこととする注3)。
2つ目は、禅道会のフィールドワークである。本論文の「はじめに」のところでも述べたように、私自身、修道大学の禅道会
の同好会に参加している。参加したのは、2004年の5月が最初である。その後、週2回の練習に継続して参加している。2004年
の12月まで、約8ヶ月間、そこで実際に展開されている練習の内容を観察した。フィールドワークについては、本論文の第1章
の第3節で紹介した禅道会以外の他の空手系団体に対してもフィールドワークを行っている。禅道会以外の団体に関しては、フ
ィールド調査の実施時期がそれほど長くないこともあり、ここでは、禅道会を中心として取り上げることにする。
そして、3つ目は、インタビュー調査である。禅道会の支部長、禅道会の選手、禅道会に参加している子どもの保護者、以上
の被験者に対するインタビュー調査を実施した。インタビューの内容は、年齢、活動歴、レベルなどの基本的属性をはじめ、な
ぜ禅道会に入会したのか、禅道会に入会した後の自分自身の変化について、禅道会と他の流派との違いなどを尋ねた。インタビ
ューの実施時期は、2004年12月末から2005年の1月上旬にかけてである。インタビュー調査の被験者の人数の内訳は、支部長が
1名、選手が5名、保護者が9名、合計15名である。支部長と選手は、いずれも男性である。また、保護者はいずれも、母親であ
る。この結果と考察については、第3章以降に詳しく論じることとする。
インタビュー調査の対象は、次の表2―1、表2―2に示す通りである。
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年齢
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活動歴
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他流派
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家族状況
|
級位
|
入賞歴
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インタビュー場所、日付
|
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支部長
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34
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14年
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剣道2年空手2年
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3段
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リアルファイティング空手道選手権大会軽重量級2連覇
プロ試合4回
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2004/12/28
大竹道場
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年齢
|
活動歴
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他流派
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家族状況
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級位
|
入賞歴
|
インタビュー場所、日付
|
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選手
|
32
|
7ヶ月
|
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|
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2005/1/4
大竹道場
|
|
選手
|
26
|
5ヶ月
|
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|
2005/1/4
大竹道場
|
|
選手
|
25
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2年3ヵ月
|
アマボクシング2年
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1級
|
プロ試合の前座、交流試合特別賞
|
2005/1/7
安佐南区スポーツセンター
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選手
|
21
|
2年
|
アマレスリング3年
|
|
3級
|
交流試合準優勝
|
2005/1/7
安佐南区スポーツセンター
|
|
選手
|
18
|
2年
|
アマボクシング3年
|
妹(1年2ヶ月)
|
初段
|
全国茶帯トーナメント優勝
プロ試合前座2試合、本戦2試合
|
2005/1/7
安佐南区スポーツセンター
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表2-2 インタビュー調査の対象の属性(保護者)
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子どもの年齢(性別)
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活動歴
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他流派
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家族
状況
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級位
|
入賞歴
|
インタビュー場所
日付
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6(男)
4(男)
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8ヶ月
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2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
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6(男)
|
8ヶ月
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|
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2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
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6(男)
|
2年
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|
|
7級
|
|
2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
|
|
|
6(男)
|
7ヶ月
|
|
|
|
|
2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
|
|
|
8(男)
|
7ヶ月
|
|
|
|
|
2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
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11(男)
9(男)
|
7ヶ月
|
|
|
|
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2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
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7(男)
4(男)
|
6ヶ月
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両方
9級
|
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2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
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18(男)
15(女)
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2年
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|
妹(1年2ヶ月)
|
初段
8級
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2005/1/7、安佐南区スポーツセンター
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7(男)
5(男)
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1年10ヶ月
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6級
7級
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交流試合優勝1回(兄)
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2005/1/4、大竹道場
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第3章 禅道会における空手の捉え方
第1節 稽古から汎用的な実力を養成する「実戦性」
1.バーリトゥード(Vale Tudo)とは何か
禅道会における空手の特徴としてまず、武道・格闘技を習得していく上で、実力を汎用的に養うことができるということ
が挙げられる。禅道会の広島支部長は、フルコンタクト系団体の長野支部に属していた。長野県支部は当時の支部長(のち
の禅道会創始者)の下で、独自の技術的なアプローチを取っており、全国大会でも結果を出すようになっていった。地理的
に他の支部と疎遠だったことや、女性や少年少女の試合や稽古体系に対する意見の違いなどが原因となり、長野支部全体が
独立して「禅道会」が作られた。そして、今日、禅道会広島支部長である秋山賢治氏(34才、男性)は、当時、「バーリ
トゥードの試合をやりたかったが、前の団体の時代はできなかった。それが、独立してからはできた」とインタビューで語
ってくれた。この「バーリトゥード」という考え方こそ、汎用的な実力を養成する源ではないかと思われる。
日本の格闘技では、実戦性をうたいながらも、ルールの制約を多くすることによって、選手の安全を守り社会的認知を得
ることができると信じられてきた。だが、格闘技の原点であり本質は、「バーリトゥード」ではなかったのか。「バーリト
ゥード」とは、ポルトガル語で「何でもあり」という意味である。基本的にリング上で1対1で戦い、ボクシングや柔道など
他の武道・格闘技よりも制約が少ないルールのもとで行われる。反則となるのは「目突き」や「噛み付き」などごく一部の
あまりに残酷とされる行為で、「殴る、蹴る、投げる、締める」などあらゆる手段を用いて相手を倒すことが許される。
2.禅道会におけるバーリトゥードの位置づけ
禅道会の技術的な取り組みの目的として、このバーリトゥードへの対応ということが挙げられる。格闘技の「原点と本質」
に立ち戻ったとき、ルールの制約を受ける「技術」に、いかほどの価値があるのか。「何でも有り」に対応すること、それ
によって汎用的な実力が養成されていくのではないか。禅道会では、徹底して「実戦性」にこだわることから、上述した
「バーリトゥード」の考え方を基本としている。もちろん、バーリトゥードの中では、これまでにそれぞれの格闘技が発展
させてきた「技術」が使えない場面も出てくることになる。秋山氏は、インタビューの中で、元の団体の試合時間の短さに
も触れながら、ルールの制約に関して、次のように述べている。
1試合3分間のルールでは体力に依存する部分が大きいが、10分だと技術で克服できる部分が増えていく。時間やルー
ルの制約が大きくなっていくと、そのルールに特化した人、才能のある人が強くなる。それでは全体性、本当の個性を
獲得できない。
ここで支部長は、ルールの制約によって一部の技能に特化した者が強くなることと、そのことの不十分さを指摘している。
例えば、「伝統派空手」では、長時間にわたって相手をつかみ続けることは反則とされている。伝統派空手は、そのルール
があるために、つかみや投げが許されるルールの試合の場合に「相手に捕まれて振り回されたり投げ飛ばされたりすること」
には、対応することはできない。つまり、伝統派空手では、一部の能力しか必要とされないことになる。筆者が修道大学の
同好会に最初に行ったときは、相手に捕まれるとあっさり倒されてしまい、手も足も出なかった。制約の多いルールを下地
としたままで総合格闘技を行うことの限界を、身をもって感じた日だった。
他にも一時「地上最強の空手」を標榜していたフルコンタクト空手では、打撃系格闘技でもっとも重要な技術とされてい
る顔面へのパンチが禁止されている。このため「K-1」や総合格闘技への適応が難しいとされている。実際に総合格闘技の
リングでは、打撃の専門家であるはずのフルコンタクト空手の選手が総合格闘家に打撃でKOされる場面が見受けられた
(http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200407/25/index_b.html、http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight
/pride/live/200208/28/020828_a01.html、
アクセス日、2005年1月21日)。この結果は、総合格闘技においては、限定された技術で戦うことが極めて難しいことを
物語っている。
禅道会の入会者に対して、「なぜ禅道会に入会したのか」を尋ねた時、自らが「実用的な護身術を身に付けたい」と考え
た者、あるいは禅道会の活動を継続していく中で親が子どもに「もう少し格闘技をならって自分の身を自分で守れるように
なって欲しい」という回答を寄せた者もいた。伝統派空手のように、制約を受けた技術では、予測不能の攻撃に対して、部
分的な対応しかできない。それでは、本当の護身術とは言えないのではないだろうか。身を護る術とは、できるだけ多様な
攻撃から我が身を護ることではないだろうか。本当に護身術を見に付けたいなら、できるだけ汎用的な護身術を習得する
ことが必要となってくるだろう。
現在、最も様々な事態への対応が必要となる格闘技こそ、バーリトゥードである。そのバーリトゥードを原点と位置づ
ける禅道会は、汎用的な実力を養成する「実戦性」を志向しているといえよう。
第2節 古来からの武道の思想を継承する「伝統性」
第1節で禅道会が「実戦性」を追求していることを示したが、旧来の練習法を全て改めたわけではない。
空手の世界にオランダのキックボクシングの技術が導入された80年代から90年代にかけて、多くの道場の指導法が変わ
っていった。キックボクシングの躍進は、日本の格闘技界においても大きな話題となっていたからだ。
だがそのために、道場が本来持っている様式まで破壊されていく結果になった。基本稽古(その場で号令をかけて突き
蹴りなどの練習を行うこと)・移動稽古(号令をかけながら足運びや動きながらの突き蹴りを行うこと)を捨てて、空手
衣を着るのではなく、キックパンツをはいてシャドーボクシング(仮想の相手を見立てて、試合に用いる攻防の動きを一
人で練習すること)をし、サンドバックを蹴り、スパーリング(練習相手と試合形式の練習を行うこと)をして、好きな
時間に帰っていくというスタイルがはやり始め、それまでは道場と名乗っていたものが、「キックボクシングジム」と名
称を変えていった。このようなジム化現象が大道塾にも見られ、このことは禅道会設立の大きな要因の一つとなっている。
このような傾向に対して禅道会では、道場という舞台装置を崩さないよう腐心してきた。道場では耐え忍ぶという意味
の「押忍」という返事をして、「ここは自分の命をかえりみる空間だ」という雰囲気を作っていく。練習を始める前には
正座して黙想を行い、皆で号令をかける基本稽古、移動稽古を行い、練習が終わる前には道場訓(武道に携わる者の心構
えを説いたもの)の唱和、挨拶、掃除を欠かさない。
上記のような様式を重視することを指導し続けてきた。日常生活での自分の感情を、道場の中や試合に引きずらないこ
とが、強くなる秘訣だと捉えているからである。
準指導員(25歳、男性)は以下のように話してくれた。
以前掛け持ちをしていた総合格闘技のサークルの練習はジム的な流れで、スパーリングをメインに好きな練習を
やって、休憩や帰る時間も自分で自由に決めることができた。
掛け持ちしていた当初はスパーリング主体の練習ができるサークルの方が自分にあっていると思った。しかし、
基本稽古や移動稽古を繰り返し、支部長や指導員に指導してもらったり個人的によくしてもらう中で、「教えても
らい甲斐がある」と思うようになり、禅道会での練習に専念するようになった。
保護者からは、「精神を鍛えるために入会させた」などの声が寄せられた。道場という空間を守ることによる「伝統性」
の保持が、こうした保護者の意見につながっていると考えられる。
第3節 自己の人格・精神の成長を目指す「教育性」
無意識へのアプローチ
禅道会は、青少年の健全育成を目標に掲げた「NPO法人日本武道空手道連盟」の事業活動母体として、青少年健全育
成事業などの社会貢献活動に取り組んでいる。
禅道会の小沢主席師範は大道塾時代から空手の指導のかたわら、家庭内暴力や引きこもりなどの問題を抱える青少年
の更生を行ってきた。そうした中で、一見人間の行動とは無関係に見える「無意識」への抑圧が青少年の非行に影を落
としているのではないかと考え、心の奥底に封じ込めた無意識と向き合うことが、親子双方にとって大事なのだという
ことを説くようになった。
学習会や講演会を通じて親の側にも無意識と向き合うことを訴えるほか、日々の練習を通じて自分の内面と向き合う
ことにも取り組んでいる。呼吸法を学ぶことで自分の心理を落ち着け、基本稽古、移動稽古を繰り返すことで自分自身
の内側に向けていく習慣を身に着ける。そうした日々の練習の中で自分の中のコンプレックスと向き合い、無意識を意
識化することで、自らの全体性を獲得することを目的とする。
以上の取り組みを容易にするための工夫は随所に見られる。二段の指導員が三段に昇格するには、無意識の仕組みを
40分で分かりやすく話せるようになるということが条件の一つとして課されている。この課程で技術面だけではなく、
精神面でも指導ができるように鍛えられることになる。
また、禅道会の練習が自然体を基本として行われていることも、技術的な面だけでなく自己の内面を省みるための手
段として考えられている。以上のことを少しでも理解してもらえるよう、各支部での講演会を開いている。秋山氏は講
演会を開くことの重要性を以下のように話している。
若い会員は講習会に参加したら、一度目は退屈な人もいる。ただ面白半分でも聞いてもらうことが大事。同様に、
父兄の人たちに難しい話をしてもなかなか理解してもらえないことがあるが、分からなくてもその話が頭に残っ
ていれば、後になって思い出したり「とりあえずこういったことが教育にいいのかな」という無意識が残る(分
からなくても分かるということ)
広島支部での現状調査
インタビュー調査の中で、少年部では1年10ヵ月にわたって5歳と7歳の男子を通わせている母親(33歳)から以下
のような意見が寄せられた。
じっとしているようになったり、落ち着きが出たように思う。おじぎなど礼儀作法も身についたように思う。
このように、禅道会の道場としての教育効果があったととることのできる声が聞かれた。しかし無意識に関しては、
参加したことが無い、話したことは憶えていない、という答えしか返ってこなかった。そんな中で、「本や講習会での
話を聞いているうちに自分自身を客観的に観察するよになったと思う」「妹が入会した。学校もあまり真面目に言って
いたわけではなかったので、打ち込むものを見つけようと思ったようだ。いい意味で影響され、家族仲も良くなった」
(18歳、男性、初段)、「自分も練習の送り迎えや活動に禅道会の活動に携わっていく中で、以前と比べて接する時間
が増え、話をする時間もずっと増えたと思う。親子の関係も良くなった」(男性の保護者、45歳、妹は15歳)というご
家庭のお話を伺う事ができた。また、兄妹とも禅道会内部での試合の他にプロのリングでの出場経験を持っている。こ
のことに関して保護者からは、「基本的には応援したい。禅道会内部の畳の上でやる試合と、リングの上でやる試合は
重みや意味合いが全く違ってくる。リングを目指している人やそうでない人もいるが、目標が大きくなったのは良いこ
とだと思う」という声が聞かれた。この点に関して、秋山氏はリングでの試合を以下のように表現している。
リングに出てみると、その空間に呑まれてしまったかもしれない。リングとは自らの商品価値を最大化し、また
選手を物質化する場所。
武道の試合は「試しあい」、それを元にどう自分をどう成長させるかというものであるから、全く雰囲気が違
うように感じた。
しかしそういう場から逃げてはいけないと思う。そういう場に上がっていかに商品化されずに自分の武道性を
試し、発揮できるか。
自己というものをどういう風に確立できるかという場所。逆に言うと武道家にとっては逆境の場所。
この証言から、禅道会が試合を、自己と向きあう「検証の場」として定置していることがわかる。このことを禅道
会が標榜する総合格闘技の教育的効果について言い換えるなら、それは「実戦性」に基づく自主性の促進ということ
になると考えられる。この点については第4章で詳論していくこととする。
第4章 結果の考察および課題と提言
第1節 結果の考察
本節では、3章で取り上げた禅道会の活動調査と関係者へのインタビューの結果についての私見を述べる。
はじめに述べたとおり、禅道会と他の空手団体やジムとを区別するという点は何かということを念頭に置いて調査を
行ってきたが、その核となる概念として、以下の三つの関係性を挙げることができる。それは、「実戦性」、「伝統性」、
「教育性」による、禅道会特有の相乗効果である。
まず「実戦性」という概念に関する特徴について述べる。禅道会では「ヴァーリトゥード」への対応という目標を掲
げ、その稽古体系の実戦性を強調している。そしてこの点に、他の空手団体との方針的な差異を見出すことができる。
実戦的側面といわれると、乱暴であるとか危険性が高いなどといったイメージが先行しがちだが、今回の調査を通
じて、教育的効果に対する実戦的側面の有用性が見られた。この点に関して秋山氏はインタビューの中で、「自分の
能力に見合った結果が出るため、反省材料として素直に向き合うことができる」と語っている。これは、他の空手団
体における組手競技や型競技に比べて、禅道会が主戦場とする総合格闘技の試合は、勝利のための行動選択の自由度
が格段に高いことがその理由である。そのため競技者は試合内容や自分の動きについて自主的に考え、競技に対して
多様なアプローチを試みることができる。
上記の点は、プロの格闘技興行でも多分に見て取ることができる。第1章で紹介した「プライド」の現ヘビー級チャ
ンピオンであるエメリヤーエンコ・ヒョードルは、対戦相手の特徴によって柔軟に対応できる総合力が評価されてい
る。これは、試合前に相手を十分に分析・研究し、勝利のために自分がなにをするべきかを念頭に置いて練習をして
いることの証左である(スポーツナビ、http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200412/31/a11.html、
1月20日)。
また、大晦日に総合格闘技デビューを果たした、シドニー五輪柔道男子81kg級金メダリストの瀧本誠は、試合序盤に
は自身の得意とする組み技を中心に試合を進めた。しかし、相手が組み技への対策を取っていることが分かった中盤以
降、打撃を積極的に活用する戦法に切り換えることにより、デビュー戦を勝利で飾った(スポーツナビ、http://sport
snavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200412/31/a05.html、1月20日)。
こうした例からも分かるように、総合格闘技の実戦的な面が顕著となる試合の場においては、選手が主体的に考えて
動くことが重要となる。そして禅道会が掲げる総合格闘技の教育的効果の一翼として、この自主性を重んじるという意
味での実戦的側面が不可欠といえる。このことは第3章で取り上げた保護者や選手へのインタビューからも、その一端
を覗うことができる。
次に伝統性という面に関しては、第3章第2節で取り上げた、道場のジム化の風潮との間に差異を見出すことができ
る。試合で勝利を得るために、自主性を尊重することは、他方で合理的な練習や技術論だけに特化したジムを生み出
すことにつながってしまった。禅道会はその流れにのらず、道場としての様式を守ることで、難しい説明の分からな
い少年部にも「形から入る」(小沢、2003、p171)ことを可能にしている。また、伝統的な練習法である基本稽古、
移動稽古を繰り返したり、呼吸法を学ぶことで無意識と向き合い、その意識化による自己の成長を目指すという目的
を叶えるための手段となっている。そしてヴァーリトゥードの試合を道場で身につけたものが理にかなっているか、
という検証の場として位置づけている。
以上のように様式を守るということは、誰でも強くなれるという稽古体系を持ちながらも、自己を成長させる場の
提供という意味合いを持っているということが分かる。選手へのインタビューでも、試合と全く関係のない「始めて
から自信もついてきて、自分が好きになってきた。また、前向きになった」や、「仕事にも最近は少し自然体で取り
組めるようになったと思う。肩に力を入れすぎないことで却って効率的に仕事ができるようになってきた」という声
を聞くことができた。
このように、禅道会の推進する「教育性」は、「伝統性」と「実戦性」との両立による双方的な実践によって形成
されているといえる。「伝統性」と「実戦性」は相互に補完しあう関係にあり、技術と礼節との同時的な向上と、そ
れぞれに根差した教育的効果を挙げることを可能にしている。そしてこの点こそ、禅道会独自の教育的実践が成功し
たことの根幹をなす部分であると考えられる。
第2節 今後の課題と提言
最後に、本稿からの提言として、禅道会の今後の普及について、格闘技の社会的現状における問題点を踏まえて論じ
ていくこととする。
前節では、主体性を養うための概念として、禅道会が格闘技の実戦的側面を推奨していることを紹介した。しかしな
がら、格闘技の「実戦性」ということに関する一般的な認識は、やはり乱暴であるとか、危険であるといったイメージ
が先行しているように思われる。これは昨今の格闘技ブームを反映したTVメディアなどによる影響が大きく起因してい
ると筆者は考えている。
先に例として挙げた「プライド」の中継番組では、世界屈指の格闘家によるレベルの高い試合を一層盛り上げるために、
ノックアウトの場面を集めた映像や、対戦する選手間の対立を強調する映像が多用されている注4)。こうした趣向は、
特に普段あまり格闘技に関心を持たない視聴者を惹きつける効果はあるかもしれない。しかしその一方でそうしたエン
ターテイメント性としての「実戦性」の強調は、禅道会のいう「実戦性」とはかけ離れた方向を向いているのではない
だろうか。
また様々なメディア媒体を通して格闘技が世間一般に浸透していくことにより、競技人口の裾野は確かに広がってい
くかもしれない。ところが上記のような例からもわかるように、そこには娯楽的要素が前面に推し出されており、禅道
会の教育的実践のもう一つの軸である「伝統性」に付随した概念は排除されている。したがって格闘技が社会的に普及
し始めたとしても、第3章第2節で述べたような「ジム」としての道場が、その活動の場として設定されてしまうのでは
ないだろうか。実際に格闘技団体や流派が主催する道場やセミナーの公募などをみても、その傾向は明らかである注5)。
以上のことから、禅道会の目指す格闘技の理念と、現在の社会を取り巻く格闘技への認識との間には、大きな乖離が
生じている。このような現状では、禅道会のスタンスや理念が、直ちに一般層からの認知や理解を得ることは難しいと思
われる。
また、通常の活動に際しても道場が大竹にしかないため、十分な活動場所を確保できているわけではない。例えば安
東公民館では、禅道会は利用者団体として登録されていないため、毎週確実に練習時間を取ることができない。また、
安佐南区スポーツセンターでのインタビュー調査では、少年部父兄から「人数があまりにも多いので、指導者の目が行
き届いているか心配」、「環境の問題で空手の技術を学ばせたりすることに関しては限界があると思うので、体力づく
りという面で体操教室の延長線上のようなものとして捉えている」などの意見が聞かれた。これははじめにで述べたと
おり、一度の練習に来る少年部の数が70人以上と非常に多いことから来ている。柔道場一面という現状では、「芋を
洗う」(保護者談)ような状態まで来ているので、練習内容についての不安が大きいようだ。指導員(18歳、男性)か
らは次のような答えが返ってきた。
安佐南区も狭くなってきたし、街中にも道場を出したい。毎回のように見学者と入会者が入ってくるようになっ
た。幼稚園で手をつけられなかった子どもなどが始めてからおちついたなどの話が広まり、評判を聞きつけて新
規入会者が入ってくる。
指導員の数も足りない。特に入ったばかりの子は思いも寄らない動きをするので、目配りが難しい。スペース
が狭いため、ある程度習った子に関しては少年部が終わった後、青年部の時間を30分ほど使って技の指導などを
行っているが、その子ども達も20人ほどに増えてきた。2クラスに分けるという方法もあるが、保護者の都合な
どもあるので、今の時間から動かすのは難しい。
また、広い場所を借りようとするとお金がかかる。そうなってくると、月謝や入会金を値上げせざるを得なくな
る。禅道会の場合は比較的安い価格で子どもに空手を習わせているので、値上げという手段も望ましくない(月謝
のうちの半額以上をNPOに寄付している)
練習場所については頭を悩ませていることが覗える。指導者の不足に関しては、広島支部が活動を開始してから2年半
しか経っていないことが原因として挙げられる。禅道会自体が構成年齢層が若い団体であるため、全体的に確実な余暇
を持って練習や指導にのぞめる会員が少ないことも要因だろう。
解決方法としては、組織としての成熟を待つしかないと思われる。また、アルバイトや仕事に追われることの多い若年
層の他にも、十分な余暇を持って練習や指導に取り組める主婦層や高齢層の一層の入会が待たれる。
また、練習場所の問題に関しては、指導員自身が下記のような展望を述べている。
今から新しい地区で道場を開く場合は学校の教員の方のツテが欲しい。学校の先生に禅道会が取り組んでいるこ
とに関して理解してもらえたらもっと多くの場所でできるようになると思う。長野では小学校や大学での講演会を
行っているので、広島でもそのような取り組みが出来るようになって欲しい。
第3章第3節の冒頭でふれたように、禅道会は「NPO法人日本武道空手道連盟」の事業活動母体として、講演会活動な
どに取り組んでいる。総本部がある長野県では、各地の小中学校で練習が行なわれている。広島でも某総合格闘技のサー
クルが中学校で活動を行なっている例がある。過去掛け持ちをしていた準指導員によると、「柔道の段位を持っている人
のつながりで、容易に学校の武道場を使うことができた」とのことだった。広島では市立、県立の学校とも施設開放を行
なっているが、まず担当の部署に団体登録の申請を行うことが義務付けられている。そして登録を許可された後に使用す
る日時を他団体と調整するという形になっている注6)。
広島支部の場合、各地で練習を行なっていることや広島市スポーツ協会からイベントの開催注7)を依頼されるなどの
実績をあげているので、十分な指導が可能な地域に関しては、積極的に申請をしてみてもよいのではないだろうか。
おわりに
空手に出会って、私の人生が幾分か変わったのは間違いないことだ。コペルニクス的転回とまではいかないが、新しい
世界を見ることが出来たのは確かなことだ。それがプラスの方向に働くのか、マイナスの効果を及ぼすことになるのかは、
まだわからない。多分一生かかって見極めていくことになるのだろうが、願わくはプラス方向であったと思えるようにな
りたい。
さて、あと数ヶ月で私も好むと好まざるとに関わらず社会人になりそうである。まだまだモラトリアムが欲しかったが、
そうもいかないようだ。就職したら当座はスポーツ活動はしない予定である。長年スポーツに慣れ親しんできた人たちと
違い、仕事とスポーツの両立は負担が過大になりそうだからだ。
しかし完全にスポーツ活動をやめるのはつまらない。そんなジレンマを抱えていると、家の近くに禅道会の支部が開
設される可能性があるという話を聞いた。広島支部で聞いて回って確認してみたところ、近々指導員の資格を得られそう
な方が近所にいるらしい。もし支部が出来たなら、空手に興味を持ち始めている妹ともども通うつもりだ。特に妹は禅道
会で鍛えて、伝統派空手の大会でも上位入賞、あわよくばインターハイを狙わせてみたいと思う。
本論文で取り上げた通り、禅道会はまだまだ発展していく団体だと思う。願わくばこれからの人生も、総合格闘技など
の武道に取り組むことで、自己の発展を図っていきたい。
謝辞
本論文の執筆に当たり、ご協力を頂いた多くの方々に深く感謝したい。特に筆者の場合、締め切り一ヶ月前のゼミ変更
という前代未聞の行為に走ったため、幾人かの方々にはどれだけ頭を下げても下げきれない事態になってしまった。ゼミ
変更を受け入れていただいた荒井貞光教授、寺田英子教授のお二方には感謝の辞もお詫びの言も思いつかない。国際学部
協力研究員の坂本公紀氏には就職活動中からご配慮や進路に関するご助言をいただいた。微に入り細に至るまでご指導を
いただいた国際学部協力研究員の迫俊道氏、非常に多忙な中、バイトを代わっていただくなどのご高配を賜った国際学研
究科博士後期課程の山領亨氏、深夜に至るまで原稿をチェックしていただいた国際学研究科博士前期課程の浜田雄介氏、
井口飛鳥さん、佐藤綾音さん、佐久田雅規君、山田智美さんら荒井ゼミの皆様には様々なアドバイスや励ましの言葉を頂
いた。ホームページの使用を快く許可してくださった禅道会長野県本部、二度にわたるインタビューにお付き合いいただ
いた禅道会広島支部の秋山賢治支部長、大竹宿泊時にお世話になった中村健太指導員、禅道会との出会いの機会をもたら
してくれた修道大学同好会の皆様、インタビューにお答えいただいた保護者と選手の皆様、誠にありがとうございました。
大学まで面倒をみてくれた家族にも感謝の意を表したい。思えば部活を続けたのも親の意志に反してのことであったし、
家に中々帰らなかったり、就職活動が思うように進まなかったりと、4年間やきもきさせたものだった。就職してからも何
かと周囲に迷惑をかける事になるとは思うが、周囲への感謝と何事も謙虚に学ぶ気持ちを持ち続けながら仕事や諸々の出
来事に臨みたいと思う。
注釈
注1)
以下は、2004年12月31日の紅白歌合戦および格闘技イベントを扱ったの視聴率の結果である。
表1-1 2004年12月31日の視聴率(紅白歌合戦と格闘技イベントのみ掲載)
|
番組名
|
視聴率
|
時間帯
|
|
NHK紅白歌合戦1部
|
30.8%
|
19:30-21:20
|
|
PRIDE男祭り2004
|
18.3%
|
19:00-21:00
|
|
NHK紅白歌合戦2部
|
39.3%
|
21:30-23:45
|
|
Dynamite!! 2004
|
20.1%
|
21:00-23:24
|
|
PRIDE男祭り2004
|
10.8%
|
21:00-23:40
|
表1-1から、昨年は、NHK紅白歌合戦2部の視聴率は過去最低で、40%にも満たなかったことがわかる。その一方で、
NHK紅白歌合戦2部とほぼ同じ時間帯の民放格闘技イベントの視聴率を合計すると、30%以上にも及んでいる。
注2)
これは私見になるが、これら2つのスポーツセンターでの練習を阻んでいるものは施設利用料の高さにあると思
われる。利用料1時間当たり1740円の小体育室は平日でも多くの時間帯が埋まっているが、同5240円の大体育室は
平日は夜間を含むほぼ全ての時間帯が飛び込みの個人利用のみとなっている(ちなみに、市営のスポーツセンター
では体育室は上記の料金、柔道場と剣道場も1740円という料金で統一されている。また、グリーンアリーナでは時
間帯によって料金を変更しているのに対し、テニス場も含む市営の施設ではどの時間帯でも料金は一律となってい
る)。
仮に広すぎる利用スペースと高すぎる使用料が団体が使用する際のネックとなっているとするならば、武道施設の
ないスポーツセンターでは体育館の4分の1利用といった柔軟な施設運用によって新たな需要を喚起することはでき
ないだろうか。特に球技など他競技と比較して狭いスペースでも練習できる武道系の競技にとって、大いにインセン
ティブの働く措置であるように思われる。
現状では難しいと思われるが、広島市の施設に順次適用されていく予定である「指定管理者制度」(民間の株式会
社を含む指定管理者に施設の管理に関する権限も委任して行わせる制度。指定管理者は、利用許可も行い、条例の範
囲で料金を自由に設定でき、使用料は指定管理者の収入として受け取ることができる。施設の管理だけでなく、運営
についても指定管理者が一定の枠の中で自由にできることになる。従「管理委託制度」は、自治体との契約にもとづ
いて具体的な管理を行うものであり、施設の管理権限及び責任は、地方自治体が担ってきたもので、施設運用や料金
設定を行う上で、柔軟さが欠ける面がある。)の下での運用制度の改善に期待したい。
注3)
禅道会では稽古に集中したいと思うものを寮生、研修生として募集としている。以下は禅道会ホームページから抜粋
した説明文。(http://www4.ocn.ne.jp/~zendokai/、2005年1月18日)
寮生・・・・空手や総合格闘技に興味を持ち、強くなりたい人。期限は本人の希望による。合同稽古以外は基本的に自由。
研修生・・・専門的に修行に打ち込み、将来、空手を職業としたい人(支部長、禅道会職員、NPO法人理事など)。
研修期間は3年間。禅道会の業務(道場経営、技術部・総務部の仕事など)を請け負っていただきます。
インタビューに応じてくれた指導員は、研修生として広島支部の運営や指導にあたっている。
注4)
こうした試合前のいわゆる「煽り」は、日本の格闘技番組にはつき物である。文中で述べたように初心者を惹きつ
ける効果があることや、日本の格闘技の土壌に「魅せる」競技であるプロレスの影響が残っていることの表れでもあ
るだろう。他者(観客)の視線を意識して行なうプロレスと、肉体的・精神的な自己修練を目的とする武道では相容
れないのは当然であるといえる。
注5)
wk-net(総合格闘技ジム和術慧舟會)ホームページ(http://www.wk-net.co.jp/index.html、アクセス日、2005年1
月21日)
CLUB Jホームページ(http://clubj.in-awaji.com/、アクセス日、2005年1月21日)
両者ともダイエット感覚で入りやすさを意識したつくりになっている。様々なジャンルのガイド記事を扱った「All
About」内の記事、『女性格闘家と一緒に道場初体験』では、ダイエットしたいという気持ちから練習を始め、今では
プロのリングに上がっている女子格闘家を紹介している。秋山氏は『ヴァーリトゥード空手』の中で、この記事のよう
にジムで育った選手と、禅道会の選手との違いを次のように示している。
禅道会は、技術と精神を同一に築く体系を確立しています。その部分に女性は興味を持つような気がします。
(中略)女性の場合は、何かで人生に行き詰ったりした時に、自分を鍛えるために武道をやってみよう、とな
ります。人間的に強くなりたい、人間性を高めたいと。
禅道会の選手は、華やかさもありますけど、華やかというよりも、もっと武道的な匂いのする女子が多いかな
と思います。
注6)
広島県教育委員会事務局生涯学習部スポーツ振興課スポーツ推進係及び、広島市市民局文化スポーツ部スポーツ担
当に、申請の難易度や施設の運営状況について、電話による聞き取り調査を行なった。答えは以下の通り(実施日は
2005年1月20日)。
「広島県教育委員会事務局生涯学習部スポーツ振興課スポーツ推進係の回答」
基本方針としては、審査を行なうというよりも、施設利用をしたいという要望を拾い上げるという姿勢でいる。た
だ受け入れ側の学校の場所や状況によっては利用が難しいというところもある。
「広島市市民局文化スポーツ部スポーツ担当の回答」
あまり落とすということはしていない。学区ごとに運営委員会を設置し、新規登録の場合は基本的に年度の初めか
ら利用者団体として加わってもらっている。ただし要望があれば年度の途中からでも加わってもらっている。利用日
に関しては、利用団体が1ヶ月前までに調整して決めてもらうことになっている。
あくまで利用者団体ということなので、あまりに少人数の場合は利用者団体として認められないこともある。また、
受け入れ側の学校が既に込み合っていた場合、利用できないこともある。
注7)
2004年4月25日、安佐南区スポーツセンターにおいて、財団法人広島市スポーツ協会が主催する体験スポーツ教室、
「わくわくキッズ空手」が禅道会広島支部の指導のもとで行なわれた。
参考・引用文献
文芸春秋社、2004、『Number』、616号。
儀間真謹、藤原稜三、1986、『対談 近代空手道の歴史を語る』、ベースボール・マガジン社。
松浪健四郎、1993、『格闘技の文化史』、ベースボール・マガジン社。
「K-1, Pride プロ格闘技、リングは世界」、2004、8月14日、『日本経済新聞 [夕刊]』
NPO法人日本武道空手道連盟空手道禅道会、2001、『バーリトゥードKARATE』、BABジャパン出版局。
大山智徳、1998、「日本の道場と日本型クラブの可能性」、『生涯スポーツ時代の時代のスポーツクラブづくり』、p.22
小沢隆、2003、『「無意識」の教育』、MCプレス。
引用・参考ホームページ
All About(オール アバウト)内「女性格闘家と一緒に道場初体験」
http://allabout.co.jp/sports/k1/closeup/CU20050117A/index.html(アクセス日2005年1月20日)
バウトレビュー http://www.boutreview.com/(アクセス日12月26日)
C−NEWS 生活者情報マーケティングデータ
http://cnews.info-plant.com/CINDEX/CATE00000/CATE00000.php(アクセス日12月25日)
スポーツナビ内 「岩崎達也対ヴァンダレイ・シウバ」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200208/28/020828_a01.html(アクセス日2005年1月20日)
スポーツナビ内 「エメリヤーエンコ・ヒョードル対アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200412/31/a11.html(アクセス日2005年1月20日)
スポーツナビ内 「瀧本誠対戦闘竜」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200412/31/a05.html(アクセス日2005年1月20日)
スポーツナビ内 「野地竜太対コブス・ハイサマン」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200407/25/index_b.html(アクセス日2005年1月20日)
総合格闘技 空手道禅道会ホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~zendokai/
総合格闘技 空手道 禅道会広島支部 http://zendouhirosima.fc2web.com/
広島市市民局文化スポーツ部スポーツ担当内「学校の体育施設を活用して活動するには」
http://www.city.hiroshima.jp/shimin/bunka/sports/gakkou.html(アクセス日2005年1月20日)
広島県教育委員会事務局生涯学習部スポーツ振興課スポーツ推進係
「広島県立学校体育施設開放事業実施要綱の運用について」
http://www.pref.hiroshima.jp/kyouiku/hotline/09spr.cul/supoken/kaihou/sub2.html(アクセス日2005年1月20日)
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